七つの大罪 The Seven Deadly Sins
第337話『 マーリン 』
・最新内容ネタバレ ・個人的感想と考察

<前回の内容>
世界をも変える、
「混沌」の力!!!
それを求め続けた…
マーリンの過去が明かされる!!!
アーサーを 「混沌の王」 として、
復活させた マーリン!!!
なぜ 混沌を求めるのか…?
謎に包まれた 魔女の過去 を、
湖の巫女 が語り出す…!!!

湖の巫女:『 マーリンが なぜ
混沌を求めたのか 彼女に代わり
私が 答えましょう…… 』
私が 答えましょう…… 』
マーリンの過去を語ろうとする巫女に対して…
メリオダス&バン が、不信を抱く…。
メリオダス:『 …あんたは一体何者だ?
姿を見せろ!! 』
バン:『 超 胡散臭ぇな♬ 』
しかし、巫女は 湖からは離れられない身 ……。
姿を見せることはできない。

巫女:『 …私は 混沌より生み出されし者 』
古の人々からは、いろいろな名で呼ばれていた。
「湖の姫」 「混沌の巫女」……と。
アーサーは気付く。
「湖の姫」 とは、初代カルフェン王に、
「聖剣エクスカリバー」 を、
渡した張本人でもある…。
メリオダスは、三千年以上生きてきたが…
「混沌」 なんて存在は知らなかった…。
マーリンからも言われたことがなかった。

巫女:『 当然でしょうね
彼女は 三千年の間
あなたには もちろん 他の誰にも
隠し通してきたのですから 』
あなたには もちろん 他の誰にも
隠し通してきたのですから 』
マーリンが隠し通してきたこと…
その秘め事を 唯一 知っている巫女に対して、
より疑問を抱くメンバー達…!!!
昔話を始める巫女…。
かつて、ブリタニアには、
魔神族 にも、女神族 にも与せず
栄華を誇った都が存在していた。
優れた人間の賢者 たちが住む都。
⇒ べリアルイン
そこでは究極の魔術の研究と称して…
上位の魔神族や女神族に対抗する兵器として、
魔術の才能をもつ人間の子供たちを被検体として、
実験を繰り返していた。

巫女:『 その中で 極めて強く
特異な魔力を持って
生まれた子供が マーリン 』
生まれた子供が マーリン 』
賢者たちを凌駕するほどの
才能と才覚を持つ 生まれ持っての天才児。
しかし 中身は……
親への愛情に飢えた幼子 にすぎない。

巫女:『 ところが実の親たる 賢者の長が
与えたのは 書物の山と実験の日々
…嫌気が差した彼女は
ある日 とうとう脱出… 』
…嫌気が差した彼女は
ある日 とうとう脱出… 』
泣きながら、あてもなく彷徨い歩き、
心は疲弊しながらも…
べリアルインからの追っ手 を
かわし逃げ続ける マーリン!!!
……だが、ついに追い詰められ、
再び 監獄同然の日々へ逆戻り………
そう覚悟したマーリンを救ったのは、
1人の少年 だった。

巫女:『 それが魔神族 メリオダス… 』
過去にマーリンを救ったのが、団長メリオダス!!!
メンバー達は、その事実にも驚いていた。
アーサー:『 …キミに そんな
大変な過去 があったなんて… 』
マーリン:『 …遠すぎる過去だ…… 』

メリオダスが優しく差し出してくれた手に、
彼女(マーリン)の心は満たされる。
誰からも決して与えらなかった 「愛情」 に…。
巫女:『 メリオダスと会う度に
その感情は高まり 徐々に
特別なものへと変化 したのです… 』
特別なものへと変化 したのです… 』

エリザベス:『 マーリン あなた… 』
しかし、メリオダスは…
いつまでたっても 幼い姿のままの自分 を
女としては見てくれない…。
マーリンは悩み、考え、決心した!!!
少女の姿を捨てて、
「大人の女へ」 と生まれ変わり…
その肉体を留めるべく、流れる刻を止めた。

巫女:『 メリオダスの心を 永遠に
自分へ向けさせるために… 』
…しかし……!!!
次に、メリオダスがマーリンの下へと訪れた時…
マーリンの想い は報われることなく、
一瞬で奪われてしまった…!!!

巫女:『 女神族エリザベスに… 』
驚き… 悲しみ… 怒り… 嫉妬…
あらゆる感情が 幼いマーリンを襲う!!!

巫女:『 …けれど どうしても二人を
嫌いになることはできなかった 』
マーリンは、自らの意志で
「べリアルイン」 に戻り…
心に空いた穴 を埋めるように……
あるとあらゆる知識を貪り喰らい始める。
それでも、心の飢えが満たされることはなく、
苦しみ続けた ある日…
賢者たちの噂話 から、
とある 「存在」 を知ることになる。

巫女:『 「混沌」 …遥かなる古
星々の間に誕生した力の意志… 』
混沌は、まずこの世界を造り出すと、
「最高神」 と 「魔神王」 ……
3番目に 「神樹」 を生み落とす。
やがて、それぞれの神々は……

最高神 ⇒ 天界と女神族を…。
魔神王 ⇒ 魔界と魔神族を…。
神樹 ⇒ 妖精界と妖精族を造り出す。
混沌は、4番目に、「巨人族」 を造るが…
力に溺れ傷つけあうことしか知らない、
野蛮な種族に幻滅して… その後に、
「人間」を造り出す。
優しさと冷酷さ、勇気と臆病さ…
愛情と憎悪、美しさと醜さ…
混沌(じぶん)に最も近い、
不完全ながらも 完璧な種族!!!
混沌の為す術に、最高神と魔神王は嫉妬し危惧する…。
いずれ、生み出した種族が、
混沌を敬愛し始めるのではないかと…。
全てを、母たる混沌に奪われるのではないかと…。
結託した 最高神 & 魔神王 は、
「混沌」 を封印することに成功する。
この話を聞いたマーリンは、
三千年もの間、ひたすら
「混沌」を復活させることを目的 として生きてきた。
巫女:『 無限とも言える未知を
生み出す混沌を 復活させる
ことができれば きっと
心の飢えを満たしてくれると信じて… 』
ことができれば きっと
心の飢えを満たしてくれると信じて… 』

メンバー達:『 ……………!! 』
…けれど、 「混沌」の復活 には、
様々な条件が必要だった。
魔神王の討伐 もその一つだが…
そのために、マーリンは、
〈七つの大罪〉 をも利用してきた…。
ディアンヌ:『 ふざけるなーーーっ!!! 』
巫女の話を聞いていたディアンヌが激怒する!!!
知らないことはたくさんあるかもしれないが、
マーリンは、仲間として一緒に戦ってきた。
ディアンヌ:『 キミは ボクらの
何を知っているっていうのさ!! 』
ディアンヌの言う通り、巫女は、
全てを知っているわけでなはい!!!
マーリンについて、巫女が
知っていることを簡潔に述べ始める。
・魔神王と最高神を封印するために、
巨人の名工 ダブズに、
「常闇の棺」 を造らせたこと。
・魔神王復活のため…
最初の戦いで、
わざと 時間停止の魔法を遅らせた こと。
・一度、メリオダスが解いた…
エリザベスの呪い を再発動させたこと。
・最後の魔神王との戦いで、
〈七つの大罪〉の合技 を
湖に撃ち込ませたこと…。
巫女:『 そのくらいのことしか
知らないわね……… 』
デタラメばかりを言う巫女に、
ディアンヌの怒りは爆発寸前!!!
しかし、マーリンは否定しない!!!
否定しないどころか、
巫女の話の詳細を語り出し、肯定する。
ゴウセル:『 じゃあ 湖の姫が
話してることはすべて……… 』
メリオダス:『 マーリン……
オレの目を見て答えろ 』

メリオダス:『 お前は本気で… 本気で
エリザベスをころそうとしたのか?』
メリオダスの目的は、
「 エリザベスの呪いの解除 」
それが解けてしまえば、
魔神王を討つことから手を引くかもしれない。
マーリン:『 それでは困るのだ…… 』
呪いを再発動させたのは事実だが…
落下してきた巨石から、
エリザベスを救ったのもマーリン自身!!!
拳を握りしめるメリオダス!!!!

メリオダス:『 ……じゃあ……
〈七つの大罪〉を集めさせたのも
すべては
この目的のためだったのか…!? 』
すべては
この目的のためだったのか…!? 』

無言のマーリン……
キング:『 キミは オイラたちの
仲間じゃないのか? それとも……
オイラには
キミの考えが理解できない!! 』
オイラには
キミの考えが理解できない!! 』
しかし、それは不思議な事ではない。
巫女は語り出す!!!
ころしたいほど憎んでも、
愛することができる。
…それが 「人間」 という種族…。

巫女:『 所詮… 彼女と
他種族(あなたたち)とでは
真に 理解し合うことは
できないのでしょうね… 』
真に 理解し合うことは
できないのでしょうね… 』
矛盾した想いは 「人間」 ゆえに…。
〈暴食〉の始まり は、
絶対に実ることのない愛からだった。
「運命の仲間」でも、
埋められない孤独。
次回 七つの大罪
第338話『 決別 』に続く♪
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でも混沌を目覚めさせたあとはどうするつもりなんやろか。